【エリザベス女王杯】ブレイディヴェーグG1初制覇!ルメールはG1を3連勝「おおきに!」

2023年11月12日 15:44

<エリザベス女王杯>レースを制したブレイディヴェーグ(左)(撮影・平嶋 理子)

 秋の最強牝馬決定戦「エリザベス女王杯」は、1番人気のブレイディヴェーグ(牝3=宮田)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は2分12秒6。2着はルージュエヴァイユ(牝4=黒岩)、3着はハーパー(牝3=友道)、連覇を狙ったジェラルディーナ(牝5=斉藤崇)は5着だった。

 ブレイディヴェーグは父ロードカナロア、母インナーアージ(母の父ディープインパクト)の血統で通算5戦3勝。重賞も初勝利となった。

 騎乗したルメールは菊花賞のドゥレッツァ、天皇賞・秋のイクイノックスに続いてG1騎乗機会3連勝でJRA・G1通算48勝目。「緩い馬場で心配したけど問題なかった。スタートがあまり良くなかったけどリカバリーできた。瞬発力がある。G1を3連勝できてうれしい。応援に感謝したい。おおきに!」と笑みを浮かべた。宮田師は同初勝利を挙げた。

 ▼エリザベス女王杯 70~75年まで京都で行われていた牝馬限定重賞「ビクトリアカップ」が前身。75年にエリザベス2世の来日を記念し、翌76年に「エリザベス女王杯」創設。96年に牝馬3冠の最終戦「秋華賞」が新設され、競走条件が「3歳牝馬」から「4歳以上牝馬」に変更。若馬と古馬の女王決定戦となった。

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