【エリザベス女王杯】安藤勝己氏 Vのブレイディヴェーグ「ここ狙いのローテは大正解」
2023年11月12日 16:21 秋の最強牝馬決定戦「エリザベス女王杯」は、ブレイディヴェーグ(牝3=宮田)が制し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は2分12秒6。2着はルージュエヴァイユ(牝4=黒岩)、3着はハーパー(牝3=友道)だった。
中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏がレース後、自身のX(旧ツイッター)を更新した。
ブレイディヴェーグについて「今日もスタート良くなかったけど、両サイドからは挟まれない1枠やったで位置を取れた。外が早めに動いたのと少し重い馬場で4角の反応鈍かったのはご愛嬌、エンジンかかると脚力が違ったね」と分析。前走ローズSから秋華賞に向かわずにエリザベス女王杯に照準を合わせたことに、「ここ狙いのローテは大正解でルメールが選んどるだけあるわ。今年の3歳牝馬はレベル高い」とつづった。
▼エリザベス諸王敗 70~75年まで京都で行われていた牝馬限定重賞「ビクトリアカップ」が前身。75年にエリザベス2世の来日を記念し、翌76年に「エリザベス女王杯」創設。96年に牝馬3冠の最終戦「秋華賞」が新設され、競走条件が「3歳牝馬」から「4歳以上牝馬」に変更。若馬と古馬の女王決定戦となった。