【有馬記念1週前追い】ドウデュース CWコースラスト1F11秒0の好時計、武豊「相変わらず動くね」

2023年12月14日 05:08

武豊が騎乗し、3頭併せで先着したドウデュース(中)

 右太腿の筋挫傷を経て今週、復帰する武豊はドウデュース(牡4=友道)の1週前追いに騎乗。CWコース3頭併せで同じく有馬記念に出走する同厩舎のハーパー(3歳オープン)などとラストは馬体を併せてフィニッシュ、6F82秒8~1F11秒0を計時した。

 開口一番「相変わらず動くね」と言ってから話題は脱線。「右トモがまだ本当じゃないかな」に取材陣はドウデュースに異変か!?と緊張感が漂ったが、数秒後に「俺の!」と笑い飛ばした。自身が負傷した右足を上手に置き換える会話のセンスがさえ渡っていた。

 調教の感触を友道師に伝える際、ハーパーに騎乗した岩田望らと笑いが起きた光景があり「あれはね…」と明かしたのが、この日の3頭併せは本番をイメージしたという。最後方を追走し、前2頭はタイトルホルダーとスターズオンアースだと思って乗ったそうだが、ハーパーの岩田望から「僕の馬も有馬記念に出ます」と突っ込まれて「あ、そうか」とバツが悪くなって返答したシーンだと明かした。ドウデュースの感触には「動きは素軽いし、道中も気負わず反応抜群」と賛辞の言葉を並べていた。

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2023年12月14日のニュース