【有馬記念】エクアの全頭診断 伏兵の買い要素十分
2023年12月22日 10:00 Vチューバー・樫桜華(かしおか)エクア=年齢非公表=がG1出走全馬について臨戦、調教、血統などを調べ上げてジャッジする「エクアのズバッと全頭評価」。有馬記念ともなれば、ひとしお力が入る。上位強力だが、伏兵の買い要素も十分の難解なG1だ。
1枠1番ソールオリエンス
タスティエーラにダービー菊で先着を許したが、舞台は中山。世代の頂点を取り返す。
1枠2番シャフリヤール
変則コースのサンタアニタパークで3着の今なら、案外中山の小回りをこなせるかも。
2枠3番ホウオウエミーズ
5歳でOP入り、6歳で重賞初V。6歳ラストランで有馬出走。まさに晩成のかがみ。
2枠4番タイトルホルダー
過去2年5、9着。最高潮時の迫力には届かずレース実績もなし。ただ逃げは名人域。
3枠5番ドウデュース
母はダート短距離の重賞勝ち馬。母方の血が出てきた印象もあり乗り方に工夫が必須。
3枠6番ディープボンド
若い頃以上に瞬発力勝負は苦手になった。前走2桁着順はやむなしで、見直してこそ。
4枠7番アイアンバローズ
波乱の主役はいつの時代も逃げ馬。そう前走で再認識させたが、強力同型がやっかい。
4枠8番ライラック
距離も舞台設定も得意ジャンルに入るものの、牡馬一線級を相手にしての実績が不足。
5枠9番ヒートオンビート
重賞13戦のうち8回も馬券圏内を確保。立ち回りには一日の長があるが決定力ひと息。
5枠10番ジャスティンパレス
引き合いに出すべきフィエールマンは4歳有馬4着、5歳3着。手堅さ共通で外せぬ。
6枠11番ハーパー
リバティアイランドの陰に隠れたが、スターズオンアースのフォロワー的な立ち位置。
6枠12番ウインマリリン
6歳牝馬という属性的には厳しい。ただ屈指の中山巧者で舞台実績もあり不気味さも。
7枠13番タスティエーラ
序盤、中盤、終盤のレース運び全てに隙がない。一方で有馬は一芸の達人が輝く舞台。
7枠14番プラダリア
着実に地力強化も、同世代同父ジャスティンパレスに分が悪い。先行策で打開なるか。
8枠15番スルーセブンシーズ
3歳秋以降のイクイノックスを最も追い詰めた。コーナー性能が高く舞台はぴったり。
8枠16番スターズオンアース
舞台や距離を問わず馬券圏内を外さず、戦法に融通利く。混合戦の方が競馬しやすい。