有馬記念制したドウデュース、一夜明けて元気いっぱい 来年は再び世界へ「行けるところまで行きたい」
2023年12月25日 11:04 武豊とのコンビで24日の有馬記念を制したドウデュース(牡4=友道、父ハーツクライ)は一夜明けた25日、栗東トレセンの馬房で静養した。
担当の前川助手は「(25日)午前1時半に栗東到着しました。競馬が終わってすぐ(飼い葉を)全部食べた。脚元も無事だし、元気いっぱいです」と笑みを浮かべる。レースはゲートから戻るバスのテレビで見守った。「(最後の)直線は勝つかなと思いました。レース後の口取りの時には息が入っていて、本当にタフです」と振り返った。
今年は2月京都記念を快勝し、幸先のいいスタートを切ったが続くドバイターフは左前肢ハ行で無念の出走取消。秋は主戦の武豊が右足を負傷し、天皇賞・秋7着とジャパンC4着で騎乗することができなかった。昨年のダービー馬がグランプリで完全復活。前川助手は「今年はしんどいことが多かったので、良かったです」と喜びを口にした。
来年は再び世界へ。出走がかなわなかったドバイ、3歳時に遠征した凱旋門賞が候補に挙がる。「行けるところまで行きたいですね」と期待を膨らませた。