【京都金杯】6歳牝馬×関東馬=アヴェラーレ絶好の狙い目

2024年1月3日 05:27

京都金杯での牝馬の好走

 今年も中央競馬は縁起重賞の東西金杯でスタート。歴史を重ね、京都金杯は第62回を迎える。過去に勝ち馬のダイユウサクが有馬記念V、同じくエイシンデピュティが宝塚記念を制した開運重賞。過去10年を振り返って勝ち馬を導き出す。

 ①人気
 ハンデ重賞だけあって面白いように荒れている。1番人気は17年エアスピネル、19年パクスアメリカーナの2勝のみ。2着1回、3着1回で、それ以外は“券外”に。2番人気も未勝利で2着2回、3着2回のみ。逆に2桁人気の大駆けが目に付く。逃げ、追い込みなど極端な脚質の馬が波乱を演出している。

 ②性齢
 充実期を迎えた5歳馬が【4・3・1・26】で勝率11.8%、連対率20.6%でともに世代別トップ。4歳【3・2・3・33】、6歳【3・3・4・35】が続く。これが7歳以上となると【0・2・2・41】と大幅ダウン。牝馬は過去10年で17頭が出走。16年3番人気ウインプリメーラ、20年3番人気サウンドキアラの2頭が優勝。3着も2回あり、出走頭数を考えれば勝率11.8%、複勝率23.5%は悪くない。

 ③関東馬
 昨年はイクイノックスに象徴されるように関東馬の躍進が目に付いた。平地G1の比較では関東馬14勝に対し、関西馬10勝。予兆は年明けからあったのだ。22年ザダルに続き、イルーシヴパンサーが連勝。この2戦は中京が舞台だったが、今年も「勝算あり」と踏んで関東馬が遠征してくる。

 結論
 関東馬アヴェラーレを推す。飛ぶ鳥を落とす勢いの木村厩舎が送り込む切れ者。結果を出している牝馬で年齢的にも6歳ならギリセーフ。前走・スワンS1番人気7着で評価を下げるなら人気的にも絶好の狙い目になる。 (データ班)

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