開幕週の京都 鈴木孝厩舎快速2頭の一発に期待

2024年1月3日 05:18

 【東西ドキュメント・栗東=2日】明けましておめでとうございます――。正月らしく、あちこちで新年のあいさつが交わされた。田村がタイミングを見計らって鈴木孝厩舎に向かうと作業終わりの東厩務員と会った。「記者さんも年明けから大変やな」と東厩務員。その言葉をそのままお返しします。担当馬のセルバーグがスポニチ賞京都金杯、メイショウサチダケが抽選対象(20分の17)ながらシンザン記念に出走予定と大忙しだ。

 セルバーグは昨夏の中京記念を逃げ切り、重賞初制覇を飾った。前走・マイルCSはハナ争いを避けて2番手に控えたが16頭立ての最下位。「やっぱり逃げてナンボ。気分良く走らせることが一番。能力があるのは分かっているし、自分との闘いやね」と意気込む。

 メイショウサチダケもスピードが武器。前走・デイリー杯2歳Sは逃げ粘り、9番人気5着と健闘。「ゲートがめちゃくちゃ速い。こっちは控えても競馬ができると思うが現状、無理に我慢させる必要はない。ここでも楽しみ」と期待を寄せた。2頭の快速馬が開幕週の京都で一発を狙う。

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