【中山金杯】“金尽くし”なゴールデンハインド
2024年1月3日 05:19 【東西ドキュメント・美浦=2日】02年優勝のビッグゴールドなど、中山金杯は“金絡み”の馬名が活躍すると言われがち。その中でも高木が信ぴょう性があると思っているのが、ステイ“ゴールド”産駒の好走傾向。真冬の激闘続きだった中山芝はタフな馬場状態。パワーを備えた同産駒が、過去10年で3勝、2着2回と活躍。昨年2着のクリノプレミアムもステイゴールドの直子オルフェーヴルの産駒だった。今年もぴったりの馬がいる。
中山金杯のゴールデンハインドは、父がゴールドシップで、その父がステイゴールドと、まさに“金尽くし”。骨りゅうの影響で昨年オークス(11着)以来の実戦となるが、武市師は「先週時点で仕上がっているし、中間は順調に来ています。ここは自分の競馬がしやすいメンバーだと思う」。持ち前の先行力を生かした運びで押し切りを狙う。自身の名前にもばっちり金が入った縁起馬が、昨年のフローラS以来となる重賞2勝目となるか注目だ。