【京成杯】好調マイネルフランツに津村の巧腕

2024年1月12日 05:24

 【東西ドキュメント・美浦=11日】中山金杯1着、フェアリーS2着。年始開催で大暴れだった津村がスタンドに現れると、あっという間に人の輪が出来上がった。「重賞でアピールができたし、いいスタートが切れた。もちろん気分はいいけど、この後が大事」と浮かれた様子はない。

 京成杯はマイネルフランツと初コンビ。「追い切りではない日に乗らせてもらって、スイッチがグッと入りそうな雰囲気があった。いい精神状態でレースに向かわせることができれば」とイメージする。デビューからこれまでの3戦はいずれも同期の丹内が騎乗。「丹内がしっかり競馬を教えて、前走(葉牡丹賞=2着)も上手にレースできていた。今週も頑張りたい」と受け取ったバトンを最高の形に結びつけるつもりだ。11日朝に追い切られた同馬はWコース単走で5F70秒6~1F12秒5と好調を維持。フェアリーS(◎マスクオールウィン=2着)で悔しい思いをした田井は再び津村の巧腕に運命を託すのもあり!?と揺らいでいた。

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2024年1月12日のニュース