【AJC杯】雨歓迎!菅原明×カラテ「条件がそろえば今回のメンバーでもやれる」

2024年1月19日 05:23

乗り運動を行うカラテ(撮影・亀井直樹)

 【東西ドキュメント・美浦=18日】日経新春杯のブローザホーンVから4日たった木曜朝。美浦トレセンはまだ祝賀ムードだ。定年間近の中野師は「おかげさまで」と大量の笑顔に囲まれてご満悦。横山助手も「本当に勝てて良かった」と喜びをかみしめる。幸せのお裾分けを頂いて田井も活力上昇。寒空の中、取材にまい進だ。

 ドラマを演出した殊勲の菅原明はAJC杯でカラテと2週連続重賞Vを狙う。ともに重賞初勝利をつかんだ相棒は宝塚記念(16着)以来の復帰戦。「久しぶりですね。楽しみ。(高速決着が続く)中山の芝状態も変わってくると思うので。雨が降ってほしい」と胸を躍らせる。昨春、不良馬場の新潟大賞典は59キロを背負って勝ちきった。下馬評は高くないが、「条件がそろえば今回のメンバーでもやれる」と白旗は揚げていない。田井は雨マークが並ぶ週末の天気予報を見ながら、皮算用を始めていた。

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