【大井11R・'24桃花賞】シトラルテミニ 好材料そろう

2024年1月23日 05:00

豊富なキャリアが武器のシトラルテミニ

 1、2着馬に2月の浦和ユングフラウ賞優先出走権。1着馬はさらに3月の浦和桜花賞優先出走権も獲得できる注目の一戦。(10)シトラルテミニで勝負する。地方各地を転戦しても大崩れしない堅実さが売りで、前走・東京2歳優駿牝馬は4着に健闘。4コーナーで器用に馬群をさばくと、ゴールまでバテずに脚を伸ばした。コース2度目でさらなる前進必至。矢野の手綱も心強い。買い材料がそろったここは主役の走りに期待した。

 フェルディナンドが強敵だ。キャリア1戦で臨んだ前走で◎に先着。素質の高さは疑いようがない。素早く好位を確保して抜け出しを図る。イマヲトキメクはデビューから無傷の2連勝と、まだ底を見せていない。初の右回りに対応できればV争いを演じても驚かない。前々で粘り込むファーストフラワーに警戒。

 ▼フォルトリアン(市村師)このメンバーに入っても能力的には見劣りしないと思うが、この中間、状態が上がってこないので。

 ▼ライトイットアップ(的場師)前走の勝ちっぷりは良かったし、変わらずいい状態はキープしている。だが、今回は一気に相手関係が強くなるので、どこまでやれるか。

 ▼パーフィリオン(橋本師)転入初戦の前走は1200メートルだったが、時計も良かったし強い内容の競馬だった。状態もいいし、距離延長をこなしてくれれば。

 ▼ファーストフラワー(福永師)テンションが上がりやすい馬で距離に不安があったが、前走はうまく克服してくれた。中間はリフレッシュできたし、いい仕上がり。結果を出して先につなげたい。

 ▼フェルディナンド(藤田師)中間は問題なくきたし、しっかりと仕上げて気合乗りが良くなった。好結果を期待している。

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