イクイノックスのレーティング世界1位表彰式 木村師「今この瞬間も夢の中にいるようで…」
2024年1月24日 00:37 ターフを去って約2カ月、もう一つ勲章が加わった。スイスの時計メーカー、ロンジンとIFHA(国際競馬統括機関連盟)は23日、英国の首都ロンドンのサヴォイホテルで2023ロンジンレーシングアワードセレモニーを開催し、ワールドベストレースホースとワールドベストレースを発表。昨年11月26日のジャパンカップでG1・6連勝を飾って引退、種牡馬入りしたイクイノックス(牡5、父キタサンブラック)が135ポンドで23年のレーティング世界1位に輝き、1~4着馬の平均値(牝馬は4ポンド加算)で決まるワールドベストレースもジャパンカップに決まった。
世界中のファン、ホースマンに改めて存在感をアピールする今回の受賞。表彰式に合わせ、吉田正義JRA理事長、シルクレーシングの米本昌史代表、木村哲也師、クリストフ・ルメールらがロンドン入りした。
▼木村哲也師 今この瞬間も夢の中にいるようで、そんな時間が続いています。(ラストランのジャパンカップは)非常に注目度が高い中でレースを迎えて自分自身、平静を保つことが難しかったです。イクイノックス自身は素晴らしいスタートで世界一、美しいストライドで走ってくれて、最後は素晴らしいスタミナで並み居るライバルたちを突き放し、ゴールを駆け抜けてくれました。これ以上、彼に何を望むのか、というのがレース直後の感想です。