【東京新聞杯】マスクトディーヴァ 好舞台で再発進 初マイル不安なし 陣営はコースレイアウト歓迎
2024年1月30日 05:25 あの末脚に明るい未来が見える。マスクトディーヴァは前走の秋華賞で3冠牝馬リバティアイランドより速い上がり3F33秒5を使って2着。前々走のローズSも3F33秒2と破壊力を見せつけV。前走後は放牧、年明け初戦は初めてのマイル戦となった。
1勝クラス、ローズSとワンターンの競馬で勝利。黒川助手はコースレイアウトを歓迎する。「スタンド前からの発走だとイレ込むところがあるので、向正面のスタートはいいですね。ローズSの時はおとなしかったですから」と振り返った。
3カ月半の休み明け、坂路を中心に本数を重ねてきた。1週前追いはCWコースで併せ馬、6F87秒9~1F11秒7と負荷を掛けている。「いい成長をしていますし、だんだんと階段を上っています。体重は460キロ前後。これまでは近場の競馬場ばかりだったので、あとは輸送をクリアしてくれればと思います」と見通しを語った。
祖母ビハインドザマスクは重賞3勝、6歳で京都牝馬S勝ちと息の長い活躍を見せた。血統からも楽しみはこれから。開幕週の東京を見る限り、キレキレの末脚が生きるステージ。目標とするヴィクトリアMへ向けて、好発進を切る。