イクイノックス 種牡馬でも世界一だ!NF吉田代表「相手はトップクラスの牝馬たち」

2024年1月30日 05:20

イクイノックスが年度代表馬・最優秀4歳以上牡馬に輝き、記念のレリーフが贈られたルメール(中央)

 2023年度JRA賞授賞式が29日、都内のホテルで行われた。G14戦4勝で年度代表馬に選出されたイクイノックス(牡5)など受賞馬の関係者に記念レリーフなどが授与された。

 イクイノックス全10戦の手綱を取り、ラストランとなったジャパンCの勝利後に涙を流したルメールは「騎手にとってほぼ完璧な馬でした。スピード、スタミナ、エレガンスを持っていた。ディープインパクト(のような馬)になりましたね」。日本馬で史上最高の135ポンドを獲得しレーティング世界1位となった相棒に賛辞を並べた。

 現在は北海道の社台スタリオンステーションで本格的な種牡馬生活に向けての準備を進めている。ノーザンファームの吉田勝己代表は「試験種付けもちゃんとできたので、もの凄く安心しています。種付けする相手もトップクラスの牝馬たちです」と笑顔を見せた。

 本格的な種付けは2月中旬以降から開始される予定。昨年、顕彰馬に選出されたG19勝アーモンドアイとの豪華配合も発表されており、アイルランドの世界的な競走馬生産チーム「クールモア」所有の繁殖牝馬と配合するプランもあるという。今後は種牡馬として世界を席巻するか。夢は広がるばかりだ。

 ▼シルクレーシング米本昌史代表 もしアーモンドアイがイクイノックスとの子を受胎して、当クラブでの募集になれば、夢の夢の夢のようなこと。ゲームでもつくれないような、夢の配合じゃないですか。生き物ですから、まずは無事に父母ともにいってほしいですね。

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