【東京新聞杯】アヴェラーレ&ウンブライル軽快!木村厩舎2本の矢ハツラツの動き

2024年2月1日 05:18

3頭併せで追い切るアヴェラーレ(右)(撮影・郡司 修)

 名門・木村厩舎の良血2騎が、Wコースでハツラツとした動きを見せた。重賞2勝アルビアーノ(15年フラワーC、スワンS優勝)の娘アヴェラーレは、馬なりでもスピード感十分。直線でスムーズに加速すると、先行したレッドヴェロシティ(6歳3勝クラス)に内から併入した。時計は5F69秒7~1F12秒0。太田助手は「前走を使った後は在厩で調整しています。毛ヅヤが良くなってきているし、動きも良かった。前走(京都金杯4着)は前残りの展開で、内容的には悪くなかったと思います」とコメントした。

 木村厩舎にG1初勝利をもたらしたステルヴィオ(18年マイルCS優勝)の全妹ウンブライルは、ダーリントンホール(7歳オープン)との併せ馬。余裕の手応えで瞬時に加速し、最後は外から併入した。昨春NHKマイルC(2着)以来とは思えない素軽さで、時計は5F67秒5~1F11秒4。同助手は「昨春と比べると気持ちにフレッシュさがあって、それがいい方向に出ています。まだズルをしたがる面が残っているのは課題ですが、今朝はしっかり最後まで集中して走れていました」と納得の様子だった。

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2024年2月1日のニュース