【フェブラリーS】イグナイター最高潮!兵庫の雄が園田ダートで弾んだ、新子雅師「究極の体」

2024年2月15日 05:26

園田競馬場で追い切ったイグナイター(撮影・坂田 高浩)

 2年連続でNAR年度代表馬に輝いた誇りを胸に――。兵庫の雄イグナイターはJpn1初制覇となった前走・JBCスプリントを上回る仕上がりをアピールした。園田の角馬場で体をほぐしてからダートコースを単走で2周。1周目のゴール板を過ぎてからスピードを上げて直線、強めに負荷をかけられ、5F65秒4~1F12秒2を刻んだ。稽古をつけた新子雅師は「前走よりは1000メートルからの入りを速くして、ある程度のラップを刻みました」と意図を説明し「状態は今までで一番いいと思います。前走あたりから完成し、究極の体になってきました」と太鼓判を押した。

 2F延長のマイルにも不安はない。「以前と比べて折り合いがつくようになっています」と手応えをにじませた。東京ダート1600メートルは20年11月に新馬勝ちした舞台。ここをステップに既に選出されているドバイゴールデンシャヒーン(3月30日、メイダン)参戦プランがあり、海外からも熱視線を浴びている。「JRAのG1を勝ちたいし、海外でも勝ちたい。園田の限られた施設でも強い馬をつくれるんだと証明したい」と力を込めた。

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