【NHKマイルC】アスコリピチェーノ無念2着 ラストは脚余し黒岩師「結果は残念」
2024年5月6日 04:53 阪神JF覇者で1番人気のアスコリピチェーノは脚を余し、前走桜花賞に続く銀メダルに終わった。これまでの中団待機とは一転して好位追走。手応え良く4角を回ってきたが、前がごちゃついてスペースが空かない。何とか内に進路を見いだし、残り200メートルからジリジリ脚を伸ばしたが時すでに遅し。この日、ドバイでの落馬負傷から約1カ月ぶりに戦線復帰したルメールは「いいポジションで運べたが最後は狭くなってしまった」と唇をかんだ。
黒岩師も「結果は残念」と悔しさをにじませる。それでも「いい位置で立ち回れたし、コントロールも良かった。直線では一度ブレーキをかけても、もう一度脚を使ってくれて凄い精神力だなと。改めて強い力を見せてくれたね」と愛馬の素質を再確認。「決してマイルまでの馬ではないことが分かった。秋は結果を残したい」と雪辱を誓った。