【佐賀・第66回栄城賞】26日発走 ウルトラノホシ3歳2冠へ激走! 予想印を公開
2024年5月25日 12:00 佐賀競馬3歳3冠第2弾重賞であり9月3歳3冠第3弾「ロータスクラウン賞」につながる(1・2着優先出走)伝統の一戦「第66回栄城賞」(距離2000メートル・1着賞金2000万円)が26日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。1冠目「佐賀皐月賞」を制したウルトラノホシに他の実力馬が食らい付く。
◎⑤ウルトラノホシ 昨年10月「ネクストスター佐賀」は直線でムーンオブザサマー、トゥールリーとの首位競りを力強く制して重賞初V。さらに同月「カペラ賞」は逃げ切りを図るトゥールリーを最終コーナー手前で捕らえて2歳重賞2連続Vを達成した。そこから2歳ダート王決定戦の12月川崎「全日本2歳優駿JpnⅠ」6着、今年初戦1月船橋「ブルーバードカップJpnⅢ」4着、前走2月大井「雲取賞JpnⅢ」6着と南関東重賞でJRA所属馬、各地方強豪馬を相手に粘りの走りを披露。そして前走4月「佐賀皐月賞」は最終コーナー手前から抜け出して後続をピシャリ。地力は一枚上で3歳2冠へ待ったなしとみる。
◯④トゥールリー 昨年9月「九州ジュニアチャンピオン」で重賞初Vを飾った。続く10月「ネクストスター佐賀」は3着。同月「カペラ賞」は2着と2歳重賞路線でアピールし続けた。明けて3歳初戦の1月3歳新設重賞「佐賀若駒賞」は1750メートルを絶妙なペースで押し切って重賞2V。続く2月3歳「飛燕賞」は3番手で競馬を進め3コーナー過ぎに先頭に立つと後続を完封し重賞3Vを達成。「佐賀皐月賞」は2番手で競馬を進め最終コーナー前でウルトラノホシに交わされ、しまい伸びを欠き4着も佐賀勢の中では先行力は間違いなく上位。持ち味を存分に発揮する。
▲⑧デッドフレイ 昨年10月にデビューし7戦2勝で全て4着以内と安定感は申し分ない。重賞初挑戦となった1月「佐賀若駒賞」はトゥールリー、フークファンタジーに次ぐ3着。前走「佐賀皐月賞」は10番人気の低評価を覆して2着に入った。自在性豊かな走りが魅力だが、前走と同様に好位でノビノビと運ぶのが理想形か。底力は十分にあり怖い存在だ。
☆③トレベルオール 昨年10月北海道から佐賀へ。佐賀では8戦して4勝2着2回、3、4着が1回ずつと奮闘している。2月重賞デビューとなった「飛燕賞」は中団後ろから押し上げ、しまい外から強襲。トゥールリーに半馬身差の2着と見せ場を作った。続く2ハロン延長の「佐賀皐月賞」も「飛燕賞」に近い競馬で3着と善戦。初の2000メートルも問題はなさそうで目が離せない。
△⑥ケンタッキーグレイ 昨年5月に北海道でデビューし12月佐賀に転入。明けて1月には重賞「花吹雪賞」に挑戦するが7着。だが前々走4月地方全国3歳牝馬重賞「ル・プランタン賞」ではしまい鋭く追い込んで「花吹雪賞」も制した高知のグラインドアウトに1馬身差に迫る2着と大きく成長した姿を見せ付けた。前走「佐賀皐月賞」も5着と掲示板に載りペース、展開次第で好勝負は可能とみる。