元JRA騎手の小林徹弥さん死去 千田師「急過ぎる。寂しいね」
2024年6月2日 16:05 元JRA騎手の小林徹弥(こばやし・てつや)さんが1日夜に死去したことが2日、分かった。50歳だった。
93年に栗東・目野厩舎所属で騎手デビュー。96年マイラーズC(ニホンピロプリンス)でJRA重賞初制覇を飾った。
騎手引退後は千田厩舎の調教助手を務めていた。千田師は「(昨日は)朝から仕事して昼も仕事していたので、急過ぎて何も言えない。(騎手時代は)一緒に競馬も乗ったし、北海道も一緒だった。我慢している雰囲気はなかったけど、雇用主として(異変を)見抜けなかったのは良くなかった…。急過ぎる。寂しいね」と言葉を絞り出した。
◆小林 徹弥(こばやし・てつや)1974年(昭49)5月5日生まれ、埼玉県出身。93年3月、栗東・目野厩舎所属でデビュー。同年5月2日、マーチングランで初勝利。96年マイラーズC(ニホンピロプリンス)でJRA重賞初制覇。JRA通算7637戦383勝、うち重賞5勝。19年5月20日付で引退し、栗東・千田厩舎の調教助手を務めた。血液型B。