【安田記念】「悔しい」武豊ナミュールは鬼脚及ばず2着「惜しかった。残念」

2024年6月2日 16:41

<東京11R 安田記念>レースを制したロマンチックウォリアー、2着のナミュール、3着のソウルラッシュ(右から)(撮影・郡司 修)

 春の最強マイラー決定戦「安田記念」は香港から参戦した1番人気ロマンチックウォリアー(セン6=シャム)が制し、06年ブリッシュラック(香港)以来、18年ぶりに外国馬が頂点に立った。

 死力を尽くした武豊騎乗のナミュール(牝5=高野)だが、前に1頭、香港最強馬がいた。

 前走のヴィクトリアマイルは出遅れも響いて8着。この日もゲートは速くはなかったが、すぐに中団までポジションを押し上げた。上がり3Fはメンバー最速の32秒9だった。

 ヴィクトリアMに続いて2度目の騎乗となった武豊は「レース前から前走より活気があった。いいレースをしてくれた」とし、「惜しかった。残念。悔しい」と悔しさを露わにした。

 ▼安田記念 ダービー創設などに尽力した日本中央競馬会の初代理事長・安田伊左衛門氏の功績を称え、51年に「安田賞」として創設された。58年、同氏の死去によって「安田記念」に改称され、84年にG1に昇格。春の最強マイラー決定戦として定着している。

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