菅原明良 逆転リーディングなるか 本人はいたって自然体「やることは変わらないので、意識せず」

2024年7月19日 05:05

宝塚記念を制覇し声援に応える菅原明良騎手(撮影・亀井 直樹)

 6月末から始まった福島開催も今週でフィナーレ。逆転リーディングを狙うのが9勝を挙げる菅原明良(23=高木)だ。現在、首位の戸崎とは2勝差。2着の数(戸崎は11回、菅原明は5回)で離されているだけに、土日で戸崎より3勝多く勝利するのが現実的な逆転ラインとなりそうだ。

 21年新潟春開催以来のリーディングが懸かるが、本人はいたって自然体。「今開催はたくさん勝たせていただきました。ただ、G1を勝っても(ブローザホーンで宝塚記念をV)、リーディングを取っても自分がやることは変わらないので、意識せずやりたいです」と静かに闘志を燃やした。

 土日とも福島で計17鞍に騎乗し、有力馬多数のラインアップ。日曜6R新馬戦(芝1200メートル)のバックアップアゲン(牝=千葉、父ビッグアーサー)の最終追いには自身が騎乗。「仕上がっています。気持ちも前向きですね」と期待していた。

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