【佐賀・虹ノ松原賞】20日発走 能力高いグッドタイミング! 予想印を公開

2024年7月19日 12:00

距離的にもフィットしそうなグッドタイミング

 佐賀競馬7月20日メインカードは3歳準重賞の「虹ノ松原賞」(距離1750メートル・5R・17時発走)。今後、佐賀長距離重賞路線で活躍をにらむヤング勢でのガチンコバトルで目が離せない。

 ◎①グッドタイミング 昨年6月デビュー戦を飾り3戦目の9月2歳重賞「九州ジュニアチャンピオン」は同世代の実力馬であるトゥールリー、ムーンオブザサマーに続く3着。続く10月2歳重賞「ネクストスター佐賀」4着後、7カ月の休養に入った。4月に実戦に復帰し2戦目の佐賀3歳3冠重賞「栄城賞」トライアルレースである1800メートル3歳特別「鯱の門特別」を軽快に制したが、「栄城賞」には出走しなかった。前走6月3歳1400メートル重賞「佐賀ユースカップ」は7着に終わったが前々で粘れる能力は高い。忙しい流れになりがちな1400メートル戦よりは1750メートル戦のほうがフィットしそうだ。

 ◯⑥ウェンティ 昨年5月にデビューし前走までに全21戦。勝ち星は初勝利となった昨年8月1300メートル戦の1勝のみだが、重賞経験は豊富だ。2歳時には3走、今年は初の遠征となった3月園田「ネクストスター西日本」を含め3歳重賞を3走している。最高位は昨年12月牝馬限定1400メートルの「フォーマルハウト賞」4着で馬券絡みはないが、今回は準重賞で組みしやすい相手関係とあって2勝目をどん欲に狙う。

 ▲⑧ウルトラクロス 昨年11月佐賀でデビューしキャリアは13戦。重賞経験はないが、900メートル戦、1400メートル戦で1勝ずつを挙げており2着は4回ある。6月「鯱の門特別」は8頭立て6番人気ながら勝ったグッドタイミングから2馬身差の2着と奮闘。その後の前3走は舟券圏外だったが、前団グループでスムーズに運ばれば一発の可能性はあるとみた。

 ☆③ロトプレシャス 昨年11月にデビュー。900メートルの新馬戦、続く12月1400メートル戦を連勝して1月に今回と同距離の3歳新設重賞「佐賀若駒賞」は2番人気で重賞デビューし結果5着と洗礼を浴びた。続く同月3歳牝馬限定1800メートル重賞「花吹雪賞」も2番人気で5着止まり。そこから4カ月休養を挟んで5月、6月の1400メートル戦はいずれも2着。キャリアは6戦で浅いが別の見方をすれば未知の魅力はたっぷりある。状態や距離も問題なく侮れない。

 △④ロイヤルスピーデー 昨年7月にデビューして前走までに全15戦。900メートルのデビュー戦と1400メートル戦を1勝ずつマークした。重賞経験はないが、前々走6月には今回と同距離の3歳特別「清水の滝特別」に出走。6着に敗れたが、1750メートル戦を経験したのは大きいはずだ。今回うまくペースと展開がハマればV争いを演じる場面もあるとみる。

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