大井競馬場で行われるスポニチ盃アフター5スター賞の予想を。なかなか粒ぞろいのメンバーで面白い。

　本命は（12）ジゼル。デビューから11連勝は、並の馬にできる芸当ではない。メンバー的には、これまでに比べるとかなりの強化になるが、前走で初めての大井コース出走、しかもスタートもイマイチで勝ち切ったのは大きい。後続に差されそうな展開から、しぶとく伸びたのは、見た目以上の強さだった。前々走のナデシコスプリント（4着）は、出負けに向正面で大きな不利もあっただけに参考外でいい。スタートが鍵だが、負担重量52キロなら上位争いは期待できる。ここは1番人気にならなさそうなので配当的な妙味はある。

　対抗は（9）ローウェル。中央でも活躍していた馬で地方転厩後も好成績。ここ3戦の走りから大井の適性もある。距離はベストだし、重賞でも。（5）スワーヴシャルルも、この距離なら前走の習志野きらっとスプリント（2着）で敗れたエンテレケイアを逆転できる。人気だが、信頼度は高い。

　他では転厩2戦目になる（2）ラヴケリー。人気がないなら面白い1頭。（3）エンテレケイアは人気だが、前走の圧勝を見ると、なかなか垂れないだろう。それでも馬券妙味を考えたらヒモにとどめる。穴だと、7歳だが（4）マックスもまだ衰えはない。（6）カセノダンサーも中央の実績があり、前走（浦和スプリントオープン4着）は案外も、大井でどういうレースをするか楽しみな1頭。（10）ブラックストーム、（11）スターシューターも3着候補に押さえる。

　馬券は3連単フォーメーション（12）－（5）（9）－（2）（3）（4）（5）（6）（9）（10）（11）、（12）－（2）（3）（4）（6）（10）（11）－（5）（9）、（5）（9）－（12）－（2）（3）（4）（5）（6）（9）（10）（11）、（5）（9）－（2）（3）（4）（5）（6）（9）（10）（11）－（12）を各300円の計1万6200円勝負！よろしくちゃーん！

　■じゃい
　1972年（昭47）3月20日生まれ、神奈川県出身の52歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。22年8月21日のWIN5で9370万6710円の超高額配当を的中させた最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。