【スプリンターズS】オオバンブルマイ 坂路で軽快な動き披露!ぶち抜き態勢整った
2024年9月26日 05:26 戴冠なればファンに万馬券の大盤振る舞いだ。一撃の可能性なら6F初参戦の前走キーンランドCで3着に入り、新味を見せたオオバンブルマイだろう。
最終追いの坂路は馬なりで流し、4F54秒3~1F12秒2。時計こそは平凡だが素軽さが違う。接地面から少し浮いたように見える軽快さだった。吉村師は誇らしげに目を細める。
「1週前にジョッキー(武豊)に乗ってもらい、今朝は確認するだけで十分。使ったことで息遣いが違って、体の張りもいい」
武豊が騎乗した1週前の坂路が秀逸だった。馬なりで4F52秒0~1F11秒9。併走馬を瞬時にちぎって捨てた。「ジョッキーも夏より素軽さが出てきた、とのこと。コース替わりで時計の速い馬場傾向がどうかですが、いい決め手を持っていますから」。指揮官は虎視たんたん。展開の助けは必要だろうが、ぶち抜くだけの態勢は整った。