【秋華賞】クリスマスパレード“収穫の秋” 坂路で絶妙仕上げ!加藤士師「後ろでけん制」理想の展開
2024年10月10日 05:24 少し早い祝祭があるかもしれない。東のトライアル・紫苑Sをレコード勝ちした関東馬クリスマスパレードは栗東に乗り込み、収穫の秋を実らそうとしている。前走後、放牧先のノーザンファーム天栄から美浦経由で栗東入り。この日は坂路で4F53秒2~1F12秒7と絶妙なサジ加減で仕上げた。
稽古を見届けた加藤士師に静かな闘志が見え隠れする。「(ノーザンファーム)天栄で、しっかりやってもらって凄く良くなった。毛ヅヤもピカピカ。デビュー前から走ると思っていたし期待していた馬。人気馬は差し馬なので後ろでけん制してくれればいいですね」。師が描く理想の展開は前走のような2番手追走。単騎濃厚のセキトバイーストが逃げて、その後ろ。中団でオークス1、2着馬が意識し合うと短い直線を生かし、絶妙のスパート。淀のターフに約2カ月半早いクリスマスのイルミネーションが光り輝くかもしれない。