【阪神C展望】ウインマーベル 得意距離で連覇狙う
2024年12月15日 17:52 今週土曜の京都メインはG2「第19回阪神カップ」(21日、芝1400メートル)だ。マイル、スプリント路線から強豪が集結し、1400メートルのスペシャリストの存在も見逃せない。師走の淀を盛り上げるG2戦だ。
昨年覇者ウインマーベルは今年、阪急杯と京王杯SCで重賞勝ち。秋もスプリンターズS5着、初めてのマイルだったマイルCSでも3着と守備範囲を広げて活躍している。ベスト距離は<4・1・0・2>の1400メートル。今年は主役として連覇を狙う。
ナムラクレアはスプリンターズS3着からの参戦。G1勝ちこそないものの、短距離G1で上位争いを続けている。今年の京都牝馬S2着の実績があり、1F延長でも問題ない。新コンビを組むルメールの手綱さばきにも注目だ。ダノンマッキンリーは前走スワンS勝ちで能力の高さを証明。ファルコンS(1着)のパフォーマンスを見ても1400メートルがベストだろう。
セリフォスはG1初制覇を飾った22年マイルCS以降、勝ち星から遠ざかっているが地力は確か。初の1400メートル戦となるここが引退レース。有終の美へ、悔いなき仕上げで挑む。