【中山記念 展望】7歳馬ソウルラッシュは末脚の破壊力が違う
2025年2月23日 22:05 今週から中山、リニューアルオープンする阪神が開幕。中山競馬場では3月2日、伝統の古馬重賞「第99回中山記念」が芝1800メートルで行われる。
注目は昨秋のマイルCSでG1初制覇を飾った7歳馬ソウルラッシュだ。自慢の末脚はさらに磨きがかかり、前走・香港マイルでも2着と頑張った。今回は既に招待状が届いているドバイターフ(4月5日、メイダン)を見据えての1800メートル戦になるが、破壊力の違いで突破しそうだ。
明け4歳で注目を集めるのがシックスペンス。3歳の昨年はスプリングS、毎日王冠とG2を2勝したが、昨秋マイルCSを爪の不安で回避するなど、軌道に乗れなかった。潜在能力はG1級で、今年の始動戦で存在をアピールする。
アルナシームは前走・中山金杯で重賞2勝目を挙げて本格化してきた。ベストともいえる1800メートルで重賞連覇の期待が懸かる。前走ディセンバーSを楽勝したエコロヴァルツはG1朝日杯FS2着の実績馬。昨年3冠に皆勤した経験値も侮れない。昨夏の小倉記念を勝ったリフレーミング、復調気配のパラレルヴィジョンなど多彩な顔触れで、必見の好カードだ。