【チューリップ賞 展望】阪神JF2着ビップデイジーが主役

2025年2月23日 22:09

ビップデイジー

 3月2日、リニューアルした阪神競馬場を舞台に桜花賞トライアル「第32回チューリップ賞」が行われる。本番と同じ舞台の最重要ステップ。今年も新たなスター候補が誕生するか注目の好カードだ。

 阪神JF2着ビップデイジーが主役。前走は馬群を縫って伸び、勝ち馬アルマヴェローチェに0秒2差の2着。操縦性の高さと堅実な末脚が光った。能力は現3歳牝馬の中でもトップクラスだ。

 ウォーターガーベラは2走前のシンザン記念で馬群の中からしぶとく伸びて3着。兄ウォーターリヒト同様に鋭い末脚が武器となる。初コンビとなる名手・武豊が3月4日に定年引退となる兄弟子・河内師の花道を飾るか。

 阪神JF14着のクリノメイはゲートで立ち上がり、大外枠での発走になったのが痛かった。デビュー2連勝を飾った素質馬。2走前サフラン賞(1着)ではクイーンCを制したエンブロイダリーに先着しており、能力は間違いない。ゲートは鍵だが、スムーズなら見直せる。マイエレメントはアルテミスS(5着)でメンバー最速の上がり3F32秒8をマーク。末脚は重賞でも通用する。

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