宗像師 愛弟子・丸田と有終Vへ「何より無事にいくといいね」

2025年2月28日 05:15

宗像師(撮影・村上大輔)

 80年に調教助手になり、93年に厩舎を開業した宗像師は46年間のホースマン人生に幕を下ろす。「僕はいつも通り。どの馬も頑張ってほしい。何より無事にいくといいね」としみじみ語った。

 最終週は土日計14鞍。22年高松宮記念(ナランフレグ)でG1初制覇を果たすなど苦楽を共にしてきた愛弟子・丸田とのタッグは6鞍あり「(師弟Vなら)一番いいね」と有終の美を願った。

 《今週で引退する調教師たちのひと言》
 ▼石毛師 クムシラコは前走の小倉から中1週でも体調は維持できています。これからは一ファンとして競馬を見ていきたい。

 ▼音無師 いきなり重賞(95年北九州記念=イナズマタカオー)を勝って運が良かった。面白かった競馬人生。悔いはない。

 ▼河内師 普段と気持ちは同じ。それより今は(厩舎の)片付け、整理が大変だよ。来週、再来週に実感が湧いてくると思う。

 ▼木原師 まだ実感が湧かないけど無事に引退できるから、それが一番かな。

 ▼鮫島師(先週、今年初勝利を挙げて)とりあえず勝ててホッとした。今週で最後だけど気持ちはいつもと変わらずに平常心だね。

 ▼藤沢師 自分の番だなと思ったら寂しくなってきちゃったね。一生懸命やってきたつもりだけど、なかなか結果が出なくて苦しい時期もあった。何とか定年までこぎ着けた。

 ▼村山師 今までありがとうございました。いい経験をさせてもらいました。

特集

2025年2月28日のニュース