引退調教師を祝う会 音無師「競馬を愛するのは一生」河内師「感激、涙が出そう」
2025年2月27日 20:14 栗東では3月4日に音無秀孝師、河内洋師、木原一良師、鮫島一歩師、藤沢則雄師、村山明師と6人の調教師が引退を迎える。
引退前の最後の競馬開催を控えた27日、調教師を中心に約100人が参加して滋賀県草津市内のホテルで「引退調教師を祝う会」(日本調教師会関西支部主催)が開かれた。
▼音無師 調教師になって30年やらせていただきました。少し足りない調教師で、皆さんのご協力の下、やってこられました。調教師を辞めても競馬を愛するのは一生、変わりません。ありがとうございました。
▼河内師 今日は感激です。涙が出そうなくらい、うれしい、(乾杯の音頭を取った)武豊騎手をはじめ、和田翼騎手(弟子=花束贈呈)もね。これからは馬券を買って、ヤジって(笑い)競馬界に貢献したい。(騎手時代を合わせて)55年間、いろいろな方にお世話になりました。本当に感謝しています。
▼木原師 あっという間でした。オーナーをはじめ、たくさんの仲間のサポートを受けて、ここまでやってこられました。
▼鮫島師 振り返れば17歳の時、高校の馬術部で馬と出合い、53年間あっという間でした。大好きな馬と楽しい時間を過ごせました。
▼藤沢師 3月4日をもって華やかな調教師生活から普通のおじいさんになります。寂しいのは調教スタンドに行けないこと。同世代や後輩の皆さんと話せなくなるのが寂しいですね。
▼村山師 これからは一歩引いた立場で、陰ながら競馬を見守っていきたいと思います。