【大阪杯】「ロデオするような感じに…」14着デシエルトの池添「ファンに本当に申し訳ない」

2025年4月6日 17:14

<大阪杯>引き揚げるデシエルト(撮影・井垣 忠夫)

 古馬による春の中距離王決定戦「大阪杯」は2番人気ベラジオオペラ(牡5=上村)が制し、G1昇格後のこのレースでは初となる連覇を達成した。勝ち時計1分56秒2は従来の記録を1秒も塗り替えるコースレコードだった。

 逃げてG3中日新聞杯を制した7番人気デシエルト(牡6=安田)はスタートで痛恨の出遅れ。騎乗した池添は「ゲートが開く直前にがたついて立ち遅れてしまった」と説明する。

 その後にハナに立ったがハイペースに。「向正面で手前を替えてからハミを取ってしまって、そこから力が上に逃げるような感で、ロデオするような感じになり行かせました。(前半)57秒5はオーバーペースでした。応援してくれたファンに本当に申し訳ないです」と振り返った。

 ▼大阪杯 72年から現行の芝2000メートルとなり、84年のグレード制導入でG2に格付け。92年のトウカイテイオー、93年のメジロマックイーンなど勝ち馬には多くの名馬が名を連ねる。G1に昇格した17年はキタサンブラックが1番人気に応えた。

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