【阪神牝馬S 展望】待望の重賞初制覇を狙うボンドガールが中心

2025年4月6日 20:00

ボンドガール

 G2第68回阪神牝馬ステークス(芝1600メートル)が12日、阪神競馬場で行われる。V候補筆頭は昨年のG1秋華賞で2着に好走したボンドガールだ。今年初戦のG3東京新聞杯はいい末脚を繰り出したものの、ウォーターリヒトの強襲を浴びて2着に惜敗。それでも春のビッグレースに向けて視界良好の走りであった。今回は輸送を考慮して、先月末に栗東へ入厩。先週CWコース、半マイル追いで4F52秒1→1F11秒2の好時計。仕上がりの良さが目に付く。牝馬同士の一戦ならば、決め手の鋭さは1番だ。

 上昇度では前走G3ターコイズSで初重賞制覇のアルジーヌに注目。1週前追いが栗東CWコースで6F80秒2~1F10秒8の超抜時計。出来の良さで重賞連勝を狙っていく。

 前走3勝クラスの斑鳩S勝ちで弾みをつけたタガノエルピーダ、24年G3フェアリーS覇者イフェイオンも侮れない。24年G2チューリップ賞勝ちのスウィープフィートは約10カ月ぶりだった愛知杯(6着)を叩いて、明らかに上向き気配だ。24年京都牝馬Sを制したソーダズリングは芝7F戦がベストだが、マイル戦でも通用する切れ味を秘めている。

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