【皐月賞1週前追い】クロワデュノール 1F10秒9超抜フィニッシュ 斉藤崇師「体の張りが戻った」

2025年4月10日 05:16

<皐月賞・1週前追い切り>北村友騎手を背にCWコースにて3頭併せで追い切るクロワデュノール(左)(撮影・亀井 直樹)

 「第85回皐月賞」(20日、中山)の1週前追いが行われ、昨年のホープフルS覇者クロワデュノール(牡=斉藤崇)がCWコースで6F81秒1~1F10秒9の超抜タイムをマークし、さすがの脚力を披露した。

 3頭併せの最後方からスタート。手応え良く並びかけ、直線は2頭の間を割り、タガノエルピーダ(4歳オープン)に半馬身ほど先着した。同じ3頭併せで直線、僚馬に突き放された先週とは一変。2週連続で稽古をつけた北村友は「ガラッと変わりました。先週の段階では大丈夫かなという印象だったんですけど、今週は素晴らしい動き。さすがだなと思いました」と絶賛。「4コーナーから直線に向いた時の反応と、動き出した時の体の使い方が凄く良かったです。以前に比べて、しっかりしてきました」と成長を口にした。

 クラシックへの直行ローテに不安はない。斉藤崇師は「体の張りが戻って、馬が自分で調整しているのか体調面が良くなってきていますね」と目を細める。無傷の3連勝で2歳王者となり、皐月賞トライアルが終わっても大横綱の地位は揺るぎない。G1連勝へ順調な上昇カーブを描いている。

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