【桜花賞】岩田望 1週前追いで騎乗アルマヴェローチェは「たくましくなった印象」

2025年4月10日 05:30

会見で話す岩田望来騎手(撮影・亀井 直樹)

 牝馬クラシック第1弾「第85回桜花賞」(13日、阪神)の最終追い切りが9日、東西トレセンで行われた。昨年12月の阪神JF以来の実戦となる2歳女王アルマヴェローチェは、栗東CWコース3頭併せで鋭い切れ味を発揮し貫禄の最先着。成長した姿を猛アピールした。

 【岩田望に聞く】

 ――前走を振り返って。
 「本当に強い内容で勝ってくれた。この馬のリズムを崩さずに直線どこまで伸びてくれるかなというところで、馬が応えてくれた」

 ――アルマヴェローチェはどのような馬?
 「活気があって凄く乗りやすい。レースセンスが凄くいい」

 ――自身にとっては悲願のG1初制覇だった。
 「61回も挑戦させていただいて、やっと結果を出せた。時間はかかったと思うが、いろいろな経験ができたので、今後はそれを生かしていきたい」

 ――1週前追いに騎乗した感触は?
 「体が一回り大きくなって、たくましくなった印象を受けた」

 ――阪神は初めて。
 「3戦は平たんコースをうまくこなしているが、平たんがいいってわけではないと思う。この馬の力を信じて乗りたい」

 ――新馬戦1着(やや重)や札幌2歳S2着(重)で道悪を経験。週末の雨予報はどう捉えているか。
 「やってみないと分からないところはあるけど、こなしているのは強み」

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