【水沢11R・栗駒賞】ミニアチュール得意舞台で反撃
2025年4月27日 09:30 転入した3頭との力関係に頭を悩ませる難しい一戦となった。5歳牝馬(11)ミニアチュールを狙う。始動戦となった前走はハナを主張するも、終始グラシアスに絡まれたことで厳しい流れ。粘りを欠いたか。それでも勝ち馬とは0秒3差なら悪くない走り。3戦3勝(重賞2V)と得意舞台の水沢7F戦に替わってV奪取だ。
強敵はヘリオス。高知所属として今年のフェブラリーSに出走(11着)した馬。JRA所属時は重賞勝利なしもオープン特別を4勝しており、ダートグレードでも22年南部杯2着など数多くの好走歴がある。前走の高知1着と状態アップでの転入なら、あっさり勝たれても不思議はない。最内枠を引き先行力が生きそうなマツリダワールド、JRA3勝クラスで大きく負けていないエメラルドビーチ、水沢コースでは安定しているレディブラウンと続く。
▼マツリダワールド(菅原勲師)状態は悪くないし距離もいい。前走はちょっと捲るのが早すぎたかな。内枠に入ったし、いいレースをしてほしい。
▼エメラルドビーチ(佐藤雅師)転入初戦でも力を出せる状態に仕上がったが、1頭強そうな馬(ヘリオス)がいるからね。力関係的にどうだろう。
▼フューチャーアゲン(小林俊師)状態はいいし距離も問題ないけど、今回は相手が強いかな。
▼ウラヤ(畠山師)水沢コースだと最後の伸びを欠く感じだね。でも叩いて良くはなっているから末脚勝負で入着以上を狙いたい。
▼レディブラウン(千葉幸師)前走の敗因は始動戦が取りやめになって使えなかったことだと思っている。ひと叩きして状態は良くなっており、再び好レースを期待している。
▼ユイノダンディズム(千葉博次師)使って良くなっているが、ここは相手が強いかな。一つでも上の着順を目指して頑張りたい。
▼スターシューター(桜田樹師)鞍上の好騎乗もあったが前走で見せた切れ味は悪くなかった。7歳だけど、まだまだ活躍が見込めそうな馬。このメンバー相手でも上位を争ってほしい。
▼トーセンマッシモ(佐藤浩師)出走態勢は整ったけど、シーズン初戦がこの強いメンバー相手となると強気なことは言えない。
▼ヘリオス(千葉幸師)転入初戦なので、まだつかみ切れていない不安はあるが水準以上の出来には仕上がった。今年のフェブラリーSに出走した馬だし、走ってくれるんじゃないかな。
▼ミニアチュール(佐藤祐師)3着に負けた前走だけど昨年の春先を考えれば悪くない走り。転入馬との力関係は分からないが、気楽な立場で挑みます。
▼ドルズプライスレス(伊藤忍師)ひと叩きで一気に毛づやが良くなった。以前のように逃げなければダメということもなくなった。大外枠だし砂をかぶらない位置で運んで粘れれば。