【水沢11R・ウイナーカップ】ピカンチフラワー重賞V奪回!

2025年6月22日 09:30

前々走で同舞台の重賞を勝っているピカンチフラワー(岩手県競馬組合提供)

 1~3着馬にハヤテスプリント(7月8日、盛岡)の優先出走権が与えられる3歳限定の短距離重賞。(3)ピカンチフラワーのV奪回に期待する。昨年は新馬戦での勝利を最後に勝てずに終わったが、今年は3月に大井から再転入すると、重賞2戦を1、2着と力を付けて戻ってきた。今回は前々走で重賞Vを飾った舞台。内めの枠を引いただけに好位イン追走で直線抜け出す。

 相手はステイクラッシー。近4走を2、2、2、3着。最後の決め手を欠いているが、大崩れしていないだけに上位争いができる馬だ。実績上位のポマイカイも侮れない。盛岡と水沢で7F重賞を勝っており1F短縮はベストと言える。持ち前のスピードを発揮すれば重賞3勝目も可能だ。キングミニスターは門別所属だった昨年に盛岡で重賞を勝っている素質馬。岩手移籍3戦目で走り頃だ。

 ▼キングミニスター(斎藤雄師)こちらに来て2度使って状態は前走以上だけど、水沢への輸送は初めてだからね。最近の暑さも気になるから半信半疑かな。

 ▼リュウノナポレオン(板垣師)どうも勝ち切れないところがあるね。オープンのペースにどれだけ対応できるかな。先々につながるレースをしてもらいたい。

 ▼ピカンチフラワー(板垣師)前走(2着)後も調子落ちはないし、走り慣れた1400メートルになるのもいいね。前走で勝たれた馬は不在だけど、ここも牡馬との力関係がどうかだけだね。

 ▼サンカリプソ(菅原勲師)状態はいいし、距離が短くなるのもプラス材料だ。好レースを期待している。

 ▼リュウノドラゴン(板垣師)いずれは上のクラスで戦える馬だと思っている。経験を積ませる意味で重賞に出走させる。頑張ってもらいたい。

 ▼ポマイカイ(菅原勲師)前走後はここを目標に調整しており、仕上がりに関しても問題ない。1400メートルはベストの距離だし、何とか勝ってほしい。

 ▼コニパ(畠山師)前走の出来はキープしている。近走の走りから強気になれないけど、1F短縮するのはプラスだと思う。

 ▼ノヴェルウェイ(伊藤忍師)間隔は空いたけど力を出せる状態です。前々で競馬をして、どこまで粘り込めるかですかね。

 ▼フタイテンホイール(斎藤雄師)状態は平行線。今回も前走と同じように後ろからの競馬になると思う。流れ次第でそれなりの走りを見せてくれると思うよ。

 ▼ステイクラッシー(瀬戸師)前走の状態は維持している。先着を許しているピカンチフラワーや強力な牡馬もいるが、この馬の力を発揮して上位争いしてほしい。

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