【盛岡12R・マイルCS南部杯】サンライズジパング まとめ差しだ

2025年10月13日 09:30

先行馬がそろい、決め手が生きるサンライズジパング

(16)サンライズジパングが待望のJpn1をゲットする。昨年の不来方賞Vを機にダート路線に変更すると、3歳3冠最終戦のジャパンダートクラシックではフォーエバーヤングの3着。その後は古馬相手にみやこSを勝ち、今年のフェブラリーSでは2着に好走した。休み明けだが万全の仕上がりでコンビ3勝の武豊騎乗も魅力だ。シャマルを筆頭に先行馬がそろった一戦なら、この馬の決め手が生きる。

 相手は昨年の佐賀JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ。前走の帝王賞は海外遠征帰りで5着。久々のマイル戦に対応できれば上位が可能だ。ダートグレード3連勝中のシャマル。近況実績は最上位だが主戦・川須からの乗り替わりは割引材料とみた。ペプチドナイルは昨年の当レース2着馬。7歳となり昨年以上の粘りを見せられるかが鍵になる。

 ▼リメイク(新谷師)1200メートルで成績が残せなかったのでマイルへ。感覚を取り戻せたら。

 ▼ヘリオス(千葉幸師)前走より状態は良くなっているが9歳ですし、中央馬として参戦し2着(22年)だった時の走りを求めるのはどうか。地方最先着があればいいんじゃないかな。

 ▼スプラウティング(酒井仁師)これだけのメンバーだけに強気なことは言えないが岩手代表として恥ずかしくないレースをしたい。

 ▼ゼットセントラル(菅原右師)使い続けているけど全くへこたれないし、ここまで丈夫な馬はいないね。地方最先着を狙うつもりで走ります。

 ▼ミックファイア(渡辺和師)しっかり乗り込めていて昨年よりも状態はいい。1600~1800メートルぐらいの軽い馬場が合う。条件はいいので頑張ってほしい。

 ▼イグナイター(新子雅師)前走後は放牧に出して気力、体力が戻ってきた。昨年より朝晩が涼しく、調整はやりやすかった。いい状態で臨める。盛岡は一番合うと思っているコース。

 ▼シャマル(松下師)使って良くなる馬だけど、恥ずかしくない状態で出走できる。夏負けの様子もない。行けるなら行ってもいいし、激しくなるようなら控えても問題ない。

 ▼レライタム(伊藤忍師)このメンバーだと、いつもとペースが違うだろうね。後方から直線どこまで伸びてくれるかじゃないかな。

 ▼エコロクラージュ(高田助手)状態はいい。輸送も問題はない。相手が強くなる時にいい走りをしてくれるタイプ。あとは左回りに対応できるかが鍵かな。

 ▼ペプチドナイル(武英師)状態自体は(海外遠征明けでも)変わらず来ていると思います。年齢的なところはありますが何とか頑張ってほしい。

 ▼ウィルソンテソーロ(高木師)帝王賞は2000メートルで前に行く形だと、最後は厳しかった。ただあれだけ前向きな面もあるので、マイルで良さが出るかもしれない。1カ月ぐらい前に戻して、南部杯を目標に乗り込んできた。この後のJBC(クラシック)に向けて、いい競馬ができれば。

 ▼クラウンプライド(新谷師)リフレッシュして雰囲気はいい。広いコースで競馬はしやすいと思う。

 ▼マイネルアストリア(関本師)地元同士のマイル重賞だった前走で苦戦している状況ですからね。相手がさらに強くなるだけに厳しいですね。

 ▼シックスペンス(国枝師)体調はいい。左回りのマイルも全く問題ない。初ダートでどんな競馬をしてくれるか、新しいチャレンジ。ここで走れれば選択肢が広がる。硬めの馬なので、ダートの適性はあるのではと思っている。

 ▼サンエイコンドル(佐藤浩師)繰り上がりでの出走ですからね。前走の走りから中央のトップクラス相手となるとどうでしょう。

 ▼サンライズジパング(新谷師)休ませた分、いい状態です。盛岡の方がレースしやすい。どこまでマイルに対応できるか。

特集

2025年10月13日のニュース