【盛岡競馬 南部杯】シックスペンス 初のダート挑戦で2着 国枝栄師「大谷翔平するしかないな」
2025年10月13日 19:26 盛岡競馬の「第38回マイルチャンピオンシップ南部杯」(Jpn1、1600メートル、16頭立て)は13日の12Rで行われ、4番人気のウィルソンテソーロが制した。
通算9戦目でダート初挑戦となった5番人気シックスペンス(牡4=美浦・国枝、父キズナ)が好位から粘り強く伸びて2着奮闘。新境地を開拓した。
初騎乗となった南関東の名手・御神本訓史(44)は「初めて乗りましたが、返し馬では走りは軽いけど、ダートはこなせると感じていました。ペースもちょうど良かったと思います。最後までしっかり走ってくれた。距離は1800メートルぐらいが良さそう」と初パートナーを称えた。
南部杯は当初はJRA馬の補欠1番手だったが、繰り上がり出走からの快走だった。国枝師は「歴戦のダート馬たちによく頑張ってくれた。最後まで集中して走っていたし、ダートにもメドが立った。大谷翔平するしかないな(笑い)」と芝&ダートの“二刀流宣言”を高らかにしていた。