【盛岡競馬 ネクストスター盛岡】ラウダーティオ重賞初V 山本騎手「競馬の幅広げればもっと良くなる」
2025年10月13日 12:51 盛岡競馬の2歳重賞「第3回ネクストスター盛岡」は12日の10Rで行われた。1番人気のラウダーティオ(牡=板垣吉、父ワールドエース)が2番手から押し切る正攻法の立ち回りで重賞初制覇を飾った。
鞍上の山本聡紀(33)は「ゲートを出てしまえば速い馬。2、3番手がいいなと思っていた、理想の位置が取れました。ただちょっと早く仕掛けちゃったんで、最後は馬がよく頑張ってくれました。反応も良かったですし、あとは砂をかぶったりして競馬の幅を広げていければもっと良くなると思います。今はテンが速いから砂をかぶることがなかなかないんですけれど、出遅れた時にそうなる事もあるでしょうし、そういう競馬の幅がもうちょっと広がれば伸びしろもまだあるのかなと思いますね」と振り返った。
一方、管理する板垣吉則師(53)は「2戦目からゲートで立ち上がるのが癖になってしまって、出遅れてもいいから立ち上がらせないようにと考えていたんですがやっぱり立ってしまって。でも1回立ったら落ち着いたのかうまくゲートも切れた。前回と違って息が入ったのか追い出してから反応して引き離してくれた。今回は間隔も空けて、私なりに調教も攻めさせたので、そのあたりがレースにつながってくれたのでしょう」と語った。