【川崎競馬 スポニチ賞鎌倉記念】道営ベストグリーンが4馬身差圧勝 小野楓馬は初の南関東重賞制覇

2025年10月15日 21:37

圧倒的1番人気に応えて鎌倉記念を制したベストグリーン

 2歳地方交流重賞「スポーツニッポン賞第24回鎌倉記念」(S2)が15日、川崎競馬場で行われた。

 ホッカイドウ競馬所属のベストグリーンが好位から抜け出して4馬身差で圧勝。デビューから無傷の4連勝で重賞3勝目を飾った。同馬には「第76回全日本2歳優駿」(Jpn1、12月17日、川崎1600メートル)の優先出走権が与えられた。道営所属の小野楓馬(25)は初の南関東重賞制覇となった。

 「馬が落ち着いていて、どっしりとしていた。しっかり力を出し切ってくれて、勝つことができた」。小野はベストグリーンを称えたが、自身の手綱さばきも冷静そのものだった。

 後方にいたララメテオが向正面で動いて先頭。一気にレースが動いたが、慌てることなく4、5番手の外をキープ。流れが落ち着くのを待って3コーナー過ぎから進出を開始した。

 4コーナーで持ったままポジションを上げると直線で早々と先頭へ。後続との差をグングン広げた。ゴール前では勝利を確信。右手を突き上げて勝利の喜びを表現した。

 次走は優先出走権を得た全日本2歳優駿。年末の大舞台へ向けてじっくり英気を養う。

特集

2025年10月15日のニュース