【京王杯2歳S】シュペルリング 距離短縮歓迎 嘉藤師「血の後押しがある 心強い」

2025年11月4日 05:29

新馬戦を制したシュペルリング(右)

 美浦ではシュペルリングに期待のまなざしが向けられている。

 シュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロス。母系にはG1馬がズラリと並び、父はアイルランドでG12勝のシスキンという良血。東京芝マイルの新馬戦は好位からセンスあふれる押し切りVを飾った。

 嘉藤師は「調教も動いていたので期待していた。ジョッキーもうまく乗ってくれたし、最後はよく頑張ってくれた」と内容に及第点を与える。

 Wコースでの1週前追いは、馬なりでラスト1F11秒2と鋭い伸びを披露。トレーナーも「中間は大きな変化はないが、競馬の後も順調に来ている」と愛馬の好調ぶりを口にした。舞台は初戦と同じ府中。距離は200メートル短い1400メートルだが「好転しそう。いいと思う」と前向きに捉える。「血の後押しがあるので、そういう点では心強い。力試しの一戦です」。無傷連勝なら年末の大舞台が見えてくる。

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