BCクラシック覇者フォーエバーヤングの来年凱旋門賞オッズ設定 3番人気17倍 英ブックメーカー

2025年11月13日 12:44

調教役の荒木助手とフォーエバーヤング(C)Eclipse Sportswire/Breeders Cup

 10月5日に凱旋門賞が終わり、英国の大手ブックメーカーは既に来年の凱旋門賞(10月4日、パリロンシャン芝2400メートル)オッズを設定している。

 ウィリアムヒル社は1日の米BCクラシック(デルマー、ダート2000メートル)を踏まえ、同レースを制したフォーエバーヤング(牡4=矢作、父リアルスティール)のオッズを新たに設定。17倍で3番人気とし、今年の凱旋門賞を制したダリズ(牡3=仏F・グラファール、父シーザスターズ)が11倍で1番人気、同2着ミニーホーク(牝3=愛A・オブライエン、父フランケル)が15倍で2番人気となっている。

 4月2日、ドバイワールドCウィークにメイダン競馬場で行われた共同会見で、矢作師は先々の芝起用の可能性を問われ「そこは日本のファンが望んでいるところでもあるので、オーナーと“一度は芝を走らせたい”という話はしています。ただ、どのレースなのか、凱旋門賞なのか、ジャパンCなのか、有馬記念なのか、あるいはBCターフであるのか、そこはまだ考えていません」とプランを明かしていた。

 23年秋のデビューから過去13戦、ダート一本で勝負してきたリアルスティール産駒。米国から帰国後は検疫と放牧を挟み、来年に備える。連覇が懸かるサウジC(2月14日、キングアブドゥルアジーズ、ダート1800メートル)から今年3着だったドバイワールドC(3月28日、メイダン、ダート2000メートル)を予定し、その先は未定。日本の、そして世界のファンがダート王の動向に注目している。

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