【川崎競馬・全日本2歳優駿】17日ゲートイン 過去10年データで必勝ポイントを探る!

2025年12月14日 12:00

昨年は4角先頭で押し切ったJRA所属の牝馬ミリアッドラヴ(右)が優勝

 あす15日に第10回川崎スパーキングナイターが開幕する。今開催のメインは17日に行われるJpnⅠ「第76回全日本2歳優駿」(1600㍍)。昨年はJRAのミリアッドラヴが2番手追走から4角先頭で押し切った。牝馬の勝利は16年リエノテソーロ以来8年ぶり5頭目(中央交流となった97年以降)の快挙だった。今年はどんなヒーローが誕生するか。過去10年のデータから傾向を探ってみた。

■上位人気馬
1番人気馬 【5・0・2・3】
2番人気馬 【2・5・0・3】
3番人気馬 【1・3・1・5】

 ほかに5番人気馬が2勝を記録。平均配当は単勝420円、馬単2440円。3連単は4万9090円で19年の28万馬券を含めて万馬券が5回出ている。

■所 属
JRA所属馬 【8・9・3・30】
川崎所属馬 【1・0・0・11】
船橋所属馬 【1・0・1・11】
大井所属馬 【0・0・1・5】
浦和所属馬 【0・1・2・5】
他地区所属馬【0・0・3・38】

 過去10年で8勝のJRA勢だが1~3着独占は2回(18、22年)のみ。20年Vの船橋アランバローズを筆頭に、地方勢が馬券圏内に好走している。他地区の3着3頭は全て北海道勢だ。

■キャリア
2戦【4・0・2・6】
3戦【2・3・0・16】
4戦【2・5・3・15】
5戦【2・0・2・18】 
6戦【0・2・0・18】

 連対馬20頭のキャリア(前走終了時)を調べてみると2~6戦までさまざまだ。1着数に注目すると2戦が4勝と優勢で、3~5戦が2勝で並ぶ。しかし連対数では4戦が7連対と最多だ。3着まで含んだ最多キャリアは10戦(19年3着ティーズダンク)だ。

■重賞実績
 1~3着馬30頭中、過半数を超える20頭がダート重賞でV、または2着の実績を持っていた。3着以内の地方馬10頭は全て当てはまっており必須条件になる。残り10頭中9頭は前走でJRA1勝クラスを勝ち、重賞初挑戦で力を示した。

■距離実績
 1~3着馬30頭中、1600㍍以上の距離で勝ち星を挙げている馬は18頭。マイル以上のレースを勝っていれば心強い。

■前走着順
 馬券圏内30頭の前走着順を見てみると前走1着が25頭、2着2頭と9割は連対している。前走で勝ち負けした馬に注目だ。

(データ班)

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