【佐賀・第41回中島記念】28日発走 コスモファルネーゼ好勝負! 予想印を公開

2025年12月27日 12:00

一貫した使われ方に好感が持てるコスモファルネーゼ

 今年の佐賀の最後の重賞の締めくくりは28日の第5レース「第41回中島記念」(1800メートル)だ。出走馬をファン投票で選定することから"佐賀版の有馬記念"としてすっかり定着。佐賀競馬の発展に寄与した中島憲義氏の功績を称えた一戦に12頭が集まった。

 ◎(8)コスモファルネーゼ(佐賀・真島二也厩舎)今年から佐賀を舞台に戦っている6歳馬。すべて1750メートル以上を使われているなど一貫した使われ方に好感が持てる。2走前の「九州大賞典」で重賞初制覇と箔がついてきた。ここも好勝負だ。

 ○(3)ビキニボーイ(佐賀・東真市厩舎)昨年の6着馬。今年は1400~2000メートルと幅広い条件で5連勝中と地力強化著しい。ここでも楽しみ。

 ▲(11)マイネルサハラ(佐賀・東真市厩舎)昨年の3着馬。今年は1400メートルを中心に使われてきた。今はこれぐらいの距離の方がいいかもしれない。

 ☆(12)ムーンオブザエース(佐賀・土井道隆厩舎)皐月賞、九州優駿栄城城を制した2冠馬。秋になってから4戦もまずまずの内容で古馬相手でも戦える。

 △(5)アウトドライブ(佐賀・池田忠好厩舎)JRA3勝の実績馬。転入初戦の「韓国岳特別」で勝利。前走の「由布岳賞」は終始行きっぷりが悪く4着止まり。巻き返したい。

 △(9)ゴールドハイアー(佐賀・松島寿厩舎)昨年3月に中山のオープンを勝利した実力者。これで佐賀3走目。そろそろ変わるタイミングか。

 (1)ウルトラノホシ(佐賀・真島元徳厩舎)昨年の皐月賞、九州優駿栄城城を制した2冠馬。今年は門別に移籍して4戦もまれて経験を積み10月から再び佐賀所属に。このメンバーでも楽しみはある。

 (2)テイエムフォンテ(佐賀・平山宏秀厩舎)5月以来の1800メートル戦。対応はできると思うが、最近は1400に成績集中。

 (4)フェブキラナ(佐賀・大島静夫厩舎)近走成績では狙いづらい。

 (6)フレイムソード(佐賀・中川竜馬厩舎)佐賀に移籍して7連勝した昨年のような勢いはない。ここは厳しい。

 (7)ダノンターキッシュ(佐賀・中川竜馬厩舎)ここまでの生涯成績(2・7・7・33)が物語るようにヒモ候補に一考。この距離は少し忙しい。

 (10)レディオガガ(佐賀・山田徹厩舎)1800メートル以上で連対があるのがわずか1回。距離の不安があるここは軽視。

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