杉山晴紀師2年ぶり2度目のJRAリーディング確定 東西ダブル重賞Vで今年60勝に到達

2025年12月27日 19:39

杉山晴紀師

 東西2重賞を含む一日3勝の固め打ちで杉山晴紀師(44)が25年JRAリーディングトレーナーのタイトルを確定させた。

 27日、阪神メインの阪神カップ(G2、芝1400メートル)で3番人気ルガル(牡5、父ドゥラメンテ)がコースレコードV。20分後に発走を迎えた中山メインのホープフルS(G1、芝2000メートル)で7番人気の僚馬ロブチェン(牡2、父ワールドプレミア)が続くと阪神最終12Rの2勝クラス(芝2000メートル)はミュージシャン(牡3、父ブリックスアンドモルタル)、カリーニョ(牡4、父ドゥラメンテ)がワンツーフィニッシュを決めた。

 これで今年JRA60勝に到達。28日の年内開催最終日を控え、2位・斉藤崇師との差を7勝に広げた。

 ◇杉山 晴紀(すぎやま・はるき)1981年(昭56)12月24日生まれ、神奈川県出身の44歳。04年から栗東・武宏平厩舎に所属し、調教に携わったスリーロールスで09年菊花賞を制した。16年に調教師免許を取得し、同10月に開業。18年目黒記念をウインテンダネスで制し、重賞初制覇を飾った。20年はデアリングタクトで牝馬3冠を達成。23年に55勝を挙げ、JRA調教師リーディングに輝いた。24年は53勝で3位。父の仕事の関係で幼少期は香港で過ごした。「5年ぐらいかな。あまり記憶にはありません」と師。JRA通算3133戦364勝、うち重賞26勝。

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