【中山金杯】ブランデーロック 格上挑戦 原優介は重賞初V狙う「ここで目立って良いスタートを」

2025年12月31日 05:15

ブランデーロック

 来年3月にデビュー7年目を迎える原優介(25=青木)が中山金杯で重賞初Vを狙っている。コンビを組むのは自厩舎のブランデーロック。3勝クラスの同馬にとっては格上挑戦となるが、鞍上は「夏から10月にかけてはトモ(後肢)の具合が良くなかったけど、今は凄く良い」と上昇ぶりを強調する。

 中山芝2000メートルは今年4月に10番人気ながら4着と好走した舞台。「コーナー4つも対応してくれている。条件的には良いし、ハンデも51キロで軽いので良い競馬ができれば」と力を込めた。

 今年は8月に通算100勝を達成したものの、年間勝利数は昨年から4つ減らして21勝。「3月に減量が切れた。騎乗数が減ると思ったけど、ありがたいことに多くの騎乗依頼をいただけた」と感謝する一方で強い覚悟が芽生えた。

 「来年は1着を増やしていかないといけない」。飛躍の一年へ、狙うは中山金杯での勝利。25歳の若武者は「多くの有力馬の騎乗依頼をいただけるように、ここで目立って良いスタートを切れれば」と意気込んでいた。

特集

2025年12月31日のニュース