【スポニチ賞京都金杯】マテンロウオリオン 四度目の正直だ!陣営「元々ポテンシャルが高い 面白い」
2025年12月31日 05:20 三度目の正直ならぬ、四度目の正直なるか。マテンロウオリオンはスポニチ賞京都金杯に23年から3年連続出走。中京開催だった23年は1番人気に支持されながら、ゲート内の突進で顔面を強打したことが影響し13着に敗れた。その後も昨年16着、今年8着と結果は出ていないが、昆助手は「精神的に大人になっています。元々ポテンシャルが高いですし、ハンデ56キロ。面白いと思います」と手応えをにじませた。
22年にシンザン記念で重賞初Vを飾り、NHKマイルCが首差2着。世代トップ級のマイラーとして実力を示していたが、それ以降は25戦連続で馬券圏外となり長いトンネルが続いている。ただブリンカーを7走ぶりに装着した今年2月の小倉大賞典が0秒3差6着、次走のダービー卿CTが0秒2差4着とハンデ56キロで好走。ブリンカー装着の近6走の内容は悪くない。
昆助手は前走キャピタルS10着について「年明けのここを目標にした叩き台。仕上がりは7~8割の感じでした。直線も前が詰まっていましたしね」と振り返った上で「予想通り状態は良くなっています」と上積みを強調した。「明け7歳でも元気。競馬でも必要以上にエキサイトしなくなり、かみ合ってきた感じがします」と変わり身を期待した。イクイノックスやドウデュースと同世代の古豪が縁起重賞で存在感を示す。
