【京成杯】矢嶋師攻めた!ポルフュロゲネトス手応え抜群、3頭併せラスト1F11秒8

2026年1月15日 05:20

3頭併せで追い切るポルフュロゲネトス(中)(撮影・村上 大輔)

 3歳G3「第66回京成杯」の追い切りが14日、東西トレセンで行われた。美浦では、近親にG1・4勝ラッキーライラックがいる良血ポルフュロゲネトスがWコースで強度の高い追い切りを消化。矢嶋厩舎初の重賞タイトルに向けて万全をアピールした。

 厩舎重賞初制覇へ、矢嶋師が攻めた。ポルフュロゲネトスは先週までで十分な調整。となれば当週は“軽め”が一般的だが、トレーナーが選択したメニューは負荷がかかる実戦形式の3頭併せだった。「先週しっかりやっているので、そこまで時計を出す必要はなかったけど…。動きは良かったですよ」。思い通りの仕上がりにニヤリと笑った。

 オールマイデイズ(6歳2勝クラス)を前に、フォーディアライフ(5歳障害未勝利)を後ろに置く形で最終リハはスタート。道中はゆったりしたラップでも折り合いはしっかりついている。僚馬の間に入った直線は、手綱を放てばどこまでも伸びていきそうな抜群の手応えで鋭伸。5F67秒9~1F11秒8をマークし、フォーディアライフと併入した。

 動きを見守った指揮官は「テンションを確かめるために併せ馬の真ん中に」と調整の意図を説明。続けて「前走(葉牡丹賞2着)は気持ちがはやっていたけど、今回はリラックスしていた。前走より状態はいい」と上昇を実感した。

 中山芝2000メートルでは2戦2連対。9月の未勝利戦を2馬身半差の快勝、続く葉牡丹賞ではレコード決着の2着といずれも高いパフォーマンスを見せている。師が「自分からスタートを出ていって、道中は息を入れて自分から動ける。競馬センスがある馬」と分析する通り、同馬の自在性は一級品。小回りのこの舞台は、その特長を遺憾なく発揮できる。

 矢嶋師が調教師になるまで師事していた手塚久師は有力馬ソラネルマンを登録。「手塚先生の凄さを知っている。大きな相手。胸を借りるつもりで挑戦したい」と重賞師弟対決に意気込む。「スケールの大きい」愛馬と師匠を“撃破”し、クラシックへの道を切り開く。

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