【金鯱賞】クイーンズウォーク 中内田厩舎の史上初JRA同一平地G2・4連覇へ しまい重点11秒0

2026年3月12日 05:30

MWコースを単走で追い切るクイーンズウォーク(撮影・中辻 颯太)

 中京開幕週の日曜メイン「第62回金鯱賞」の追い切りが11日、東西トレセンで行われた。昨年覇者の牝馬クイーンズウォークはCWコース単走で力強い脚さばきを見せ、ラスト1Fは11秒0の好時計をマーク。昨年の天皇賞・秋9着以来となるが、万全の態勢を整えた。管理する中内田厩舎は史上初となるJRA同一平地G2・4連覇が懸かる。

 連覇を狙うクイーンズウォークが上昇ムードを漂わせた。最終追いは開門直後のCWコースで単走追い。前半はゆったり入りながら、しまい重点に気合をつけられてラスト1F11秒0(6F84秒3)。ゴール板を過ぎてからも気を抜かさないように、肩ムチが入れられた。稽古をつけた松岡助手は「昨年の金鯱賞をイメージして仕上げてきました。直線で思っていた以上に動けていましたし、これでもう一つ変わってきそうです」と手応えを口にした。

 1年前は小倉牝馬S6着から中6週のレース間隔で参戦。今年は天皇賞・秋9着以来の休み明けで臨戦過程は違うが、2月中旬に放牧先から帰厩して乗り込まれてきた。先週4日には主戦の川田がまたがり、CWコース3頭併せ。6F81秒5~1F10秒9を刻むも、先導した僚馬2頭に追いつけなかった。松岡助手は「内容は悪くなかったですが休み明け感があるとのことだったので、この1週間で詰めてきました」と振り返り、「自分で体をつくってくれて、描いていたラインに乗せられたと思います」と好気配をアピールした。

 3歳時にクイーンC、ローズSで重賞2勝を挙げるも牝馬3冠では馬券に絡めなかった。昨年は牡馬相手の重賞だった当レースを制し、続くヴィクトリアマイルでも首差2着に奮闘。前走の天皇賞・秋は上がり3F32秒台前半を問われる究極の瞬発力勝負で9着に敗れたものの、0秒4差と大きく負けていない。「1年ぶりに勝ってさらに上を目指したい」。2戦2勝と好相性の舞台で反撃に燃える。

 中内田厩舎は23、24年のプログノーシスから続く、史上初のJRA同一平地G2・4連覇が懸かる。松岡助手は「お世話になっているオーナーや牧場の方々のおかげでもありますし、厩舎としてはあまり意識せず臨めれば」と自然体を強調。厩舎は川田との黄金タッグで金鯱賞4戦4勝と無双。今年も春の中京開幕週で強さを知らしめる。

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