【姫路競馬 白鷺賞】ヘラルドバローズ 押し切りV 小谷哲平は師匠の管理馬で重賞制覇

2026年3月12日 18:39

白鷺賞を制したヘラルドバローズ(左端)=撮影・後藤 正志

 姫路競馬「第55回白鷺賞」は12日、第11R、2000メートル戦で争われ、3番人気のヘラルドバローズ(牡7=新子、父シニスターミニスター)が3角先頭から押し切った。同馬は重賞初制覇。鞍上の小谷哲平(17)はジューンキートスで重賞初制覇を飾った今年1月22日の兵庫クイーンセレクション(姫路)以来、2度目の重賞勝ちで自厩舎の馬では初めて。師弟コンビでのVとなった。2着は2番人気のラッキードリームで新子厩舎ワンツー。3着に10番人気のサンライズホープが入った。1番人気のジグラートは6着。

 真の力を発揮した。ヘラルドバローズが強靱(じん)な走りでねじ伏せた。緊張する大一番でも小谷哲がしっかりスタートを決めると、2番手からリズムを重視して追走。速い流れでも何ら問題なし。気分良く進めると、早めに逃げるセイルオンセイラーを捉えると、先頭のまま直線へ。最後は迫る同厩舎のラッキードリームを振り切って勝利した。

 鞍上の小谷哲は「緊張しました。素直にうれしかったです。凄く馬力のある馬だと感じました。本当に馬の能力で勝たせていただきました」と、愛馬を絶賛。管理する新子雅司師(48)にとっては、まな弟子との勝利だけに喜びも格別。「馬のリズムを崩さないようにとは伝えていました。思い通りに乗ってくれていたし、勝ってくれて良かったです」と指揮官も頬を緩めた。

 この局面でルーキー小谷哲を起用する大胆な采配。「自信があるからこそ任せた」と指揮官。その期待に応え、師弟にとって大きな1勝となったのは言うまでもない。今後は「ちょっと休んで、状態が上がってくればダートグレードも考えていきたい」と新子師。本来の力を発揮できればさらに上の舞台も狙える。今後どこまで羽ばたけるのか注目したい。

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